日本国際映画著作権協会-JAPAN AND INTERNATIONAL MOTION PICTURE COPYRIGHT ASSOCIATION,INC.-

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東京都墨田区立錦糸小学校で「著作権授業」を開催しました 2014年5月27日

5月24日、東京都墨田区立錦糸小学校にて4年生の児童と保護者の方を対象に「参加型授業!親子で著作権を学ぼう」を開催しました。日本国際映画著作権協会のスタッフが講師を務め、早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻の学生が進行役を務めました。

著作権授業は、前半のクイズラリーと後半のグループ討論の二部に分かれて構成されており、2時限を使わせて頂いています。 授業の前半は、体育館にて「これはホンモノ?ニセモノ?クイズラリー」を行い、児童たちは人気映画DVDやアニメキャラクターのおもちゃ等の真贋を当てる6問のクイズに挑戦しました。身近なものがクイズの対象になっており、子供たちは真剣に取り組んでいました。全問に正解する児童もいました。

後半は、小学生の身近に起こり得る著作権問題についてグループ討論を行いました。クラスごとに「友達の絵を内緒でコンクールに応募してあげたら、最優秀賞に選ばれ友達には賞品が贈られた。」というケースが著作権法上、問題あるかどうか等を討論、勝手に応募された友達の気持ち等に関して活発なグループ討論が行われました。 子供たちからは「勝手に応募されて恥ずかしい人もいると思う。」等の意見が出されました。結果はグループごとにまとめられ、代表の数人が発表しました。最後に講師の当協会スタッフが著作権問題についてわかりやすく解説を行いました。

当日は学校公開の日でもあり、たくさんの保護者の方が参観に訪れていました。保護者の皆様も展示された映画DVD等の「ほんもの・にせもの」を熱心に観察されていました。
また、グループ討論にも参加して頂き、子供たちと一緒に意見を出して頂きました。女子児童の保護者は「ディズニーの人気映画等、とても身近にあるものを使って解説されていて解りやすかったです。今夜の夕食の時に話題にしてみます。」と話していました。

今回の著作権授業は墨田区教育委員会事務局 すみだ教育研究所 学校支援ネットワーク本部事務局のご支援を賜りました。同事務局の森本芳男事務局長より以下の様なコメントを頂きました。「今回の授業は、子供たちの興味のあるものを使って構成されており実践的に行われたと思います。外部講師の方に教わる事は児童たちにも刺激になります。普段から子供たちと接している担任の先生も授業に参加しており良かったと思います。」 当協会では一昨年より著作権に関してなるべく早い時期から意識してもらう事を目的として、全国各地の小学校へ出張して開催する「著作権授業」を、年間5~6校を目途に実施しています。

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