日本国際映画著作権協会-JAPAN AND INTERNATIONAL MOTION PICTURE COPYRIGHT ASSOCIATION,INC.-

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2023年7月27日 ラーム・エマニュエル駐日米国大使が「世界知的財産の日」記念レセプションを開催しました。 2023年8月01日

ラーム・エマニュエル駐日米国大使は「世界知的財産の日」を記念するレセプションをアメリカ大使公邸で開催しました。レセプションには、世界知的所有権機関(WIPO)日本事務所の皆さま、立法、行政、司法、学術、産業界などから多くの知的財産関係者が招待されました。

エマニュエル大使はスピーチで、日米の知的財産権関係者の皆様の努力は称賛に値するもので、ここに集まっている皆様はその中核をなす人々です。この公邸はとても歴史的であり、そして日米関係はとても重要です。米国と日本は自由のモデルであり、今後も米国と日本が文化的、経済的に協力できることを望みます等と知的財産権の重要性を参加者に語りかけました。


ラーム・エマニュエル駐日米国大使

WIPO日本事務所 澤井智毅 所長はそのスピーチで、知的財産を通じて科学と芸術の発展を促進することを規定した合衆国憲法第1条第8節や、エマニュエル大使の 米国と日本は自由のモデルである等という言葉を引用し、次のように語りました。「自由とは創造と発明を促進し人々の生活を豊かにするものです。それゆえに自由は知的財産システムを推進する上で不可欠なものです。私は米国と日本が知的財産の分野において世界のモデルになることを期待しています。」


世界知的所有権機関 日本事務所 澤井智毅 所長

モーション・ピクチャー・アソシエイション(MPA)を代表してワーナー ブラザース ジャパン合同会社 高橋雅美 社長 兼 日本代表が挨拶し、大きな成功を収めた「スーパーマリオ」や「バービー」に触れながら、次の様に挨拶を終えました。
「これらの作品は、知的財産の価値と重要性をかつてないほど明確にしています。MPAは今後も知的財産の重要性を示す努力を続けてまいります。」


ワーナー ブラザース ジャパン合同会社 高橋雅美 社長 兼 日本代表

最後に日本の映画界を代表して一般社団法人 日本映画製作者連盟 島谷能成 会長より乾杯のご挨拶を頂きました。
「今年はコロナ・パンデミックから回復し、最高の夏シーズンになりそうです。日本の映画界は米国の映画産業から多くを学び成長してきました。これからもモーション・ピクチャー・アソシエイションと共に新鮮で面白い作品を創り、映画界を豊かにして行きたいと思います。」


一般社団法人 日本映画製作者連盟 島谷能成 会長

モーション・ピクチャー・アソシエイション(MPA)/日本国際映画著作権協会(JIMCA)はこのレセプション開催に全面的に協力させて頂きました。

2000年に世界知的所有権機関(WIPO)によって制定された「世界知財の日」は、今年で23年目を迎えました。 知的財産の推進と保護の大切さについて多くも人に知っていただく機会としまして、盛大なレセプションを開催頂きましたラーム・エマニュエル駐日米国大使と在日米国大使館に深く感謝いたします。