日本国際映画著作権協会-JAPAN AND INTERNATIONAL MOTION PICTURE COPYRIGHT ASSOCIATION,INC.-

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東京都小平市立小平第十一小学校で「著作権授業」を開催しました 2014年11月28日

10月30日、東京都小平市立小平第十一小学校にて5年生の児童を対象に「著作権授業」を開催しました。日本国際映画著作権協会のスタッフが講師を務め、早稲田大学大学院 教育学研究科 学校教育専攻の学生が進行役を務めました。

著作権授業は、前半のクイズラリーと後半のグループ討論の二部に分かれて構成されており、2時限を使わせて頂いています。 授業の前半は、体育館にて「これはホンモノ?ニセモノ?クイズラリー」を行い、児童たちは人気映画DVDやアニメキャラクターのおもちゃ等の真贋を当てる6問のクイズに挑戦しました。身近なものがクイズの対象になっており、子供たちは真剣に取り組んでいました。全問に正解する児童もいました。

後半は、小学生の身近に起こり得る著作権問題についてグループ討論を行いました。クラスごとに「友達の絵を内緒で小平市のコンクールに応募してあげたら、最優秀賞に選ばれ友達には賞品が贈られた。」というケースが著作権法上、問題あるかどうか等を討論、勝手に応募された友達の気持ち等に関して活発なグループ討論が行われました。 子供たちからは「他人の作品を使ったり、参考にしたりする時は相手の許可が要るのでは?」等の意見が出されました。結果はグループごとにまとめられ、代表の数人が発表しました。最後に講師の当協会スタッフが著作権問題についてわかりやすく解説を行いました。

今回の著作権授業に関して5年生を受け持つ藤原先生より、「特に今回の授業では、ニセモノが出回ると次の作品を作ることをできなくなる。という部分が印象に残りました。児童たちは多くの映画やゲームなどの次回作を待ち望んでいると思います。小学校5年生という時期にこのような視点から著作権を学習できたことは大変良かったと思います。」とのコメントを頂きました。
著作権に関する教育は学習指導要領に入っておりますが、学校によってはその対応にご苦労があると思われます。当協会と致しましては、若い世代をターゲットに著作権をはじめ、知的財産権を尊重する思想を持って頂くため、各学校の事情に応じた著作権教育のお手伝いを目的に、一昨年より全国各地の小学校へ出張して開催する「著作権授業」を年間5~6校を目途に実施しています。

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