日本国際映画著作権協会-JAPAN AND INTERNATIONAL MOTION PICTURE COPYRIGHT ASSOCIATION,INC.-

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「世界知的所有権の日」記念上映会を開催しました 2015年4月24日

日本国際映画著作権協会(JIMCA)は、4月26日の「世界知的所有権の日」の記念イベントとして4月24日に、米国大使館、一般社団法人日本レコード協会の後援を得て本年度アカデミー作品賞他多数の映画賞を受賞した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の上映会をTOHOシネマズ新宿にて開催しました。

上映前に、ジェイソン・ハイランド臨時代理大使は、
「世界知的所有権の日はクリエイティブな産業に貢献する人々の努力と才能を称賛するに相応しい日です。 知的財産は人を魅了する作品の製作に心血を注ぐ大勢の人々により生み出されます。
だからこそ、今日は知的財産の盗用は被害者なき犯罪ではないという点について考えることが大切です。 クリエイティブなコンテンツを産み出すアメリカと日本は協力して知的財産の強化に取り組んでいます。
私は以前より新旧取り混ぜて日本の映画、アニメ、音楽が大好きです。 なんといっても、この場所からは、ゴジラがにらみを利かせています。世界中のアーティストがクリエイティブな作品について正当な対価を受け取れる様にする取り組みに参加することが出来て大変光栄に思います。今夜はブロードウェイを舞台にした素晴らしい映画、「バードマン(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」を一緒に楽しみましょう。」と満員の聴衆に語りかけました。

「世界知的所有権の日」記念上映会を開催しました
*左から 当協会 味村代表取締役、ジェイソン・ハイランド臨時代理大使、20世紀FOX映画 佐藤英之営業部長代理

また、今回の記念上映会に最新の話題作を提供していただきました20世紀フォックス映画 佐藤英之営業部長代理が登壇し、 「映画には、製作や配給等に携わっている大勢の人々の映画を楽しんで欲しいとの共通の思いが込められています。違法ダウンロードをしたり、海賊版DVDを買ったりしている人を見たら一言、良くないとお伝え下さい。」とのスピーチを行い、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の見どころを紹介しました。

世界知的所有権の日記念上映会を後援して頂きました一般社団法人日本レコード協会の畑 陽一郎 理事・事務局長は「音楽は重要な知的財産権の一つであり、また、映画の中でも重要な役割を担っています。音楽産業は映画産業とともに発展し続けて行くために、WIPOが掲げるテーマ“立ち上がれ、音楽のために”に共感し、引き続き知的財産権の保護・推進に努めて参ります。」とコメントしました。

2000年に世界知的所有権機関WIPOによって制定された「世界知的所有権の日」は今年で15年目を迎えました。JIMCAでは知的財産保護の大切さについて多くの人に知っていただく機会としまして、今後も上映会を継続していく予定です。

*WORLD IP DAY 2015 Get up, Stand up. For Music.  
*WORLD IP DAY 2015 Get up, Stand up. For Music.  

「世界知的所有権の日」
世界知的所有権機関(WIPO)によって知的財産が日常生活で果たす役割についての理解を深め、発明者や芸術家の社会の発展への貢献を記念するために、2000年に制定した記念日です。世界中で知的財産権の啓発を図る行事が開催されております。