MPAAについて
モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)は、アメリカ映画協会(MPAA)の海外代理団体であり、アメリカの映画業界、ホームビデオ業界、
そしてテレビ業界を代弁・主張する団体としてその活動を行っています。また、今日において、両団体は劇場映画界を代表するだけでなく、テレビや
ケーブルテレビの他、ホームビデオや開発が期待される未来型放送システムなどにおいても、エンターテイメント番組を提供する主要製作会社や配給会社を代表し、
その支援活動に対しても力を注いでいます。
1922年にアメリカ映画界を代表する団体として設立されたMPAAは、終始変貌を遂げつつ無限の広がりをみせる映画界の多様性に適応するため、長い年月に
わたりその活動の領域を拡大してきました。当協会に与えられた最初の使命は、当時、無声映画時代下にあったアメリカ映画に対する批判を改善し、
映画界に対してより健全なイメージを再築することでした。今日、MPAAは、映画界で製作・配給されたクリエイティブな作品を擁護し、その保護の必要性を
提唱し続け、世界中に蔓延する著作権侵害行為に立ち向い、中心となって映画界に与えられた新たな課題に取り組んでいます。